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ハンドレページ ダートヘラルド : ミニ英和和英辞書
ハンドレページ ダートヘラルド[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ドレペ : [どれぺ]
 (n) (abbr) dressing paper, (n) (abbr) dressing paper
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハンドレページ ダートヘラルド : ウィキペディア日本語版
ハンドレページ ダートヘラルド[ちょうおん]

ハンドレページ ダートヘラルド(Handley Page Dart Herald)とは1950年代後半にイギリスハンドレページ社が開発した双発ターボプロップ旅客機である。
第二次世界大戦に大量に導入されたダグラス DC-3DC-4といった旅客機の後継機種として開発され、当初はレシプロエンジン機として計画されたが、時流にあわせてターボプロップ機に変更された特異な経歴を持つ機種でもある。
== 概略 ==

1950年代には、第二次世界大戦後に世界中で運用されていたDC-3の後継となる短距離用旅客機を開発する計画が世界各地の航空機メーカーで進められていた。
イギリスのハンドレページも、Alvis Leonides Majorレシプロエンジン(870馬力)4発で与圧胴体を持ち、乗客44名を搭乗することができる原型機 ”H.P.R.3 Herald” 通称ハンドレページ・ヘラルド機体記号:G-AODE)を1955年8月25日に初飛行させた。しかし、この機体は既に時代遅れであり、オーストラリアナショナル航空などからの29機の受注がキャンセルされてしまった。
そのため、ハンドレページはレシプロエンジン搭載型の開発計画を破棄し、ターボプロップエンジンであるロールス・ロイス ダート搭載型にするため再設計した。この機体は50.8 cm延長され、1958年に初飛行した。そのため、改めてこの機体は、H.P.R.7 Dart Herald、通称ハンドレページ・ダートヘラルドと命名され、1959年から生産が開始された。
しかし、ダートヘラルドのようにロールスロイス・ダートを搭載した競合機には、イギリスのアブロ 748オランダフォッカー F27、そして日本YS-11など多数があり、商業的に苦戦した。そのため、多くの派生型が作られたが、後期になると受注がキャンセルされることもあり、1968年8月に通算50機目かつ最期の機体がイスラエルの航空会社に引き渡された。その翌年にハンドレページは倒産した。皮肉なことに、ダートヘラルドが現役から引退したのは2000年のことであり、比較的長寿の機体が多かった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハンドレページ ダートヘラルド」の詳細全文を読む




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